葵法務事務所投資研究室 室長のコラムをスタートさせます!
第1話は「株式投資とマネーリテラシー」です。
どうぞご高覧ください!
こちらの葵法務事務所投資研究室ではファイナンシャル・プランナーがそろっておりますので、FPらしくマネーや株式投資、経済に関するテーマで配信していきたいと思っております。
さて今回は、株式投資とマネーリテラシーについてお話をしたいと思います。
株式投資は、勤勉な日本人にとってはダーティに感じている人も少なくはありません。そんな方々に株式投資をしている話をしたりすると、「大丈夫なの?」とか、「大損していない?」などなど心配されたりもします。そんな経験をされた方もいらっしゃることでしょう。
僕の会社の同僚にもそういう人が多いな・・・
人前でお金の話は卑しい、頑張って汗をかき稼ぐのは美しい、不労収入は不浄だ!という考える方は多数派だとは思いますが、なぜ社会はこのような風潮なのでしょうか。
戦後は終身雇用の勤務形態では、安心して働けて賃金が得られるモデルが確立していき、その後の日本の成長の原動力となったのは団塊の世代以上の方々です。その時代は、銀行に定期を預ければ3%の利息がついた時代もあり、「貯蓄」と「勤労」こそ定石とされてきた世代でもあります。その後、バブル崩壊を目の当たりにし、株で失敗された経験や、投資は悪というイメージを持たれたのもこの世代なのかなと思います。それ故に現在は預けても微々たる金利であるのにも関わらず安全な定期預金を信頼しているのが多数派な状況です。
経済大国の日本の成長を支えてくれた功労者ですよね。
なぜそのような利回りの低い定期預金に寄りがちなのか・・・。それは日本は従来からの幼児・小学校などの低年齢の教育プログラムにお金や経済に関する項目は導入されていないのが理由と思われます。特にアメリカではその教育が進んでおり、この分野では差が開いていると言われています。特に社会にでてから外国人と交渉する際に差を痛感したり、もっと早く身につけておけば良かったと後悔した人は多くいることでしょう。
確かに義務教育期間中では、投資教育は一切無かったな。
日本のマネーリテラシーの弱さはグローバル化が進む社会で打ち勝つには課題であると感じています。
気が付いた今からでも遅くはありません。
今からでも身に着けて行こう!
この研究室の研究活動を通じて、少しでも多くの方のマネーリテラシーの向上にお手伝いさせていただけたらと思います。
記事をご覧いただきましてありがとうございました。
ここで皆様にお得なお知らせです。
葵法務事務所投資研究室が配信するメールマガジン
無料配信中です。ぜひご購読ください!